睡眠時間は7時間!?

 睡眠についての質問です。

30代の男性です。
スニップスや有機酸、栄養解析の結果をみて、体感の良いサプリを飲んだり、食事は(グルテン、カゼイン、シュガーフリーを)1日1食夜のみにしたおかげなのか、夜0時から8時前に起床するまで途中で起きることもなく朝、スッキリ起きれます。
しかし、日中に眠気がきて集中が続きません。
幸い自営業(パソコンは使いません)なので昼寝をしたりはできるのですが、睡眠の質を上げて日中の活動量を増やすにはどうすれば良いのでしょうか?
また、ある時から夢を鮮明に記憶するようになりましたが、その頃から心身の調子は上向きです。
巷で言う「夢を見るのは眠りが浅い」からだと言うのもどうにも疑問です。
夢についても高城さんの見解を教えて頂ければ嬉しいです。

【 A 】
一冊の本を書き上げるのに、おおよそ2年から4年かけておりまして、
今週も取材に出向いたコーヒー本は、2022年春から取材をはじめ、2024年春に出版を予定していますので、丸々二年かかる予定です。
おそらくお待ちの方も多い睡眠の本は、最低でも4年から5年かかると思っておりまして、自分の体感としてケトジェニックを通じて人間本来の機能性に戻してみたところ、人間は元来、7~8時間連続して睡眠を取る生き物ではなかったと、いまのところ考えています(まだ、人体実験および取材中ですが)。
ケトン体をエネルギーの中心にして、食(主に糖)を減らすと、内臓を酷使しないことから夜間休息をそこまで必要としません。
米国の文化人類学者の調査によれば、昔の人は夜中に起きだし、ベッドの上で読書をしたり、神に祈りをささげたり、中には近所を散歩してから再び就寝する、いわゆる「二度寝」の習慣があったと長期に渡る研究結果を発表しています。
また、睡眠心理学者も「寝ている最中に目が覚めるということは、人間の生理的本能である」と定義している上に、逆にまとめて寝る習慣が、うつ病やアルコール依存症といった現代病の原因になっている可能性が高いと述べています。
事実、僕自身は断食をすると、必ず二度寝をします。
一方、米国では効率を上げるために推奨されるパワーナップ(昼寝)ですが、こちらは睡眠リズムの上でもホルモンバランス面からも、本来はオススメできません。
言うまでもなく、人間本来の生理機能は太陽活動と大きく呼応しており、日中に睡眠を取るのに向いていません。
なにより「日中に眠気がきて集中が続」かないのは、炎症の問題からコルチゾールが枯渇している可能性が高く、また、本来人間が持つ生体エネルギーをフルに発揮できているとは言い難い状況です。
このメールマガジンでも、また、実際にお目にかかる機会からも、ケトン体質に完全になりきれず、中途半端な変異体(たんぱく異化状態)になってご苦労なさっている方々をよくお見かけします。
この場合、一度リセットするために食べることも必要で、つまり、いまのまま進むのではなく、一旦引き下がってから再び進軍することも一考です。
個人的には、アシュワガンダやNAD+を午後に摂取するのも悪くないと思いますので、こちらも一度お試しください。
一時的かもしれませんが、お悩みは解決できるかもしれません(ので、その間に戦略を変えましょう)。

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